2025.03
ロゴ / 名刺 / ショップカードデザイン
旧「おいとはん」が、つぶらかドーナツとして新たな一歩を踏み出すにあたり、
ロゴデザインおよびショップツール一式を担当させていただきました。
これまで店舗を持たず、イベント出店のみで活動されてきたドーナツ屋さん。
卵・乳・白砂糖不使用、主に国産素材を用い、愛媛の食材も積極的に取り入れたドーナツを、店主のあっこさんは約10年にわたり作り続けてこられました。
その積み重ねは確かなファンを生み、出店すれば開始から数時間で完売してしまうほど。
私自身も、そのドーナツのファンのひとりでした。
今回ご相談をいただいた際、「おいとはん」としてすでに多くの方に親しまれている存在であることから、その空気感を壊さず、新しい名前とロゴ共々受け入れてもらえるだろうか——
正直なところ、少し不安もありました。
そんな私にあっこさんが
「すぐちゃんは、私のドーナツをよく知ってくれているから」
と声をかけてくださり、その言葉に背中を押され、制作が始まりました。
お話を伺う中で印象的だったのが、お店を開く決心をされた背景。
当時小学6年生だった娘さんが、広報の取材で
「お母さんのドーナツが大好き。お手伝いをする中で、母やお客さんの笑顔を見るのが嬉しい。将来は自分のお店を持ちたい」と話してくれたことも、大きなきっかけになったそうです。
「大人が夢を叶える姿を、近くで見せたい」——その想いも聞かせてくれました。
「おいとはん」時代、ロゴはありませんでしたが、SNSのアイコンには、娘さんがドーナツの穴から覗く写真が使われていました。
この空気感を、どうにか残したい。
そうして生まれたのが、つぶらかドーナツのロゴマークの女の子です。
当初は、より可愛らしい女の子の案もご提案していましたが、最終的に選ばれたのは、シュッとした、ぱっと見ロボットのような女の子(笑)。
結果的にその佇まいが、「かわいらしさの中に、きちんと自立した強さ」を表してるような、
あっこさんらしい、芯のあるロゴになったと感じています。
変わらず愛され続けるドーナツとともに、ロゴの女の子も、日に日に生き生きとして見えるようになりました。今では“つぶらこちゃん”という名前で呼ばれているそうです。
これまでと、これからを、
新しいお名前と共につなげるお手伝いをできたこと、とても嬉しく思います。大切な節目をお任せいただきありがとうございました。
